福島県を旅しているような
気分が味わえるビスケット Fukushima ZAKUZAKU OTSUMAMI BISCUIT
by 株式会社ラポール泉

株式会社ラポール泉は就労継続支援B型事業所アットホームを運営しています。お菓子作りを通して障がいを持つ方へ就労支援を行なっており、使用する器具などを工夫して、利用者の個性を生かしながら作業を行っています。

会社名にある「ラポール」はフランス語で「橋をかける」という意味。心理学では「親密な関係」「信頼関係」という意味で捉えられており、働く職員と利用者との信頼関係を深めながら就労のお手伝い・橋渡しをしていきたいという想いを込めて「ラポール泉」という会社名をつけたそうです。

福島県をひとつに表現したい

株式会社ラポール泉代表取締役の山岸さんは、東日本大震災のあとバラバラになってしまった福島県の人々や状況を目の当たりにし「福島県は一つなのだと表現できるようなお菓子を作りたいとずっと考えていました。」と話します。コロナの流行でお菓子の生産が減る中、利用者に取り組んでもらえる作業を新たに作る必要もあったため、新しいお菓子作りを決意。浜通り・中通り・会津からそれぞれ、特産品のあおさ・りんご・ピーナッツを使用した3つのビスケットが入った「Fukushima ZAKUZAKU OTSUMAMI BISCUIT」を開発しました。　個包装のビスケットを３つ並べると一本の道が繋がるデザインになっており、まるで県内を旅しているような気分を味わいながら楽しんでいただける商品です。

味にも素材にもこだわったビスケット

それぞれのビスケットが違った味わいでどれも美味しい「 Fukushima ZAKUZAKU OTSUMAMI BISCUIT」。味はもちろん素材にもこだわり抜き、植物性やオーガニックの材料を選んでいるため、完全無添加の商品です。福島市産のりんごを使用したビスケットは、香りと味を引き立たせるために、香料等の添加物を使用せずりんごの醸造酒であるフランスの「カルヴァドス」を使用して仕上げています。焼菓子というとティータイムに楽しむイメージもありますが、シリアルやナッツを使用したザクザクとした食感もあり、お酒のおつまみにもおすすめです。

株式会社ラポール泉 代表取締役　山岸浩さん

事業所を開所するに当たって掲げたのは「重度の障がいがある方にも生産活動の機会を提供する」という目標です。お菓子作りの工程の中でできる事を一緒に考え、できなかったことでもできるようになる過程を大切にしてもらいながら、意欲的に作業に取り組めるよう支援を行なっております。

「Fukushima ZAKUZAKU OTSUMAMI BISCUIT」も、利用者みんなで作れるよう、練習キットで練習を重ねてから実際の作業をしていただいています。作る工程は全て手作業ですが、「福祉だからこそできる作業の丁寧さ」が私達の強みです。材料を砕いたり、グラム数を測ったりと細やかな作業が沢山ありますが、それぞれの得意なことも活かしながら丁寧に作り上げています。材料にも味にもこだわった商品ですのでぜひ皆様に食べていただければ嬉しいです。

店舗名	就労継続支援B型事業所アットホーム　アットホーム sweets shop
住所	〒960-8253 福島県福島市泉字上谷地20-3
電話番号	024-572-3790
営業時間	11：00～15：00
営業日	毎週火・水・木曜日（祝日を除く）
駐車場	4台
HP	なし
SNS	Instagram（アットホーム sweets shop） Instagram（就労継続支援B型事業所アットホーム）